会社辞めたら年金はいくらに?無収入なら国民年金は免除一択?

お金

日本年金機構の「ねんきんネット」で将来受け取る年金額を試算してみました。

ねんきんネットでは、働き方や収入、年金の受け取り年齢など、自分が設定した条件で年金額を試算し比較することが出来ます。

今回は

  • 定年退職
  • 来年早期退職して国民年金は定額保険料と付加保険料を納付
  • 来年早期退職して国民年金は全額免除

以上、3つのケースでそれぞれ年金額を試算してみました。

いずれも退職後は無収入で、年金受給開始年齢は繰り上げや繰り下げをしない65歳としました。

累計年金受取額のグラフは以下の通りです。

それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。

ケース1:定年退職

定年退職した場合、年額2,119,654円でした(66歳以降毎年)。

今の会社で60歳の定年まで勤めた場合です。

当然ですが、厚生年金に加入し続けることになります。

厚生年金の年金受取額は収入(標準報酬月額)によって異なります。

今回は現行の収入が定年まで続くものとして試算しました。年金額に退職金は含みません。

ケース2:早期退職して国民年金は定額保険料と付加保険料を納付

来年早期退職し、国民年金は定額保険料と付加保険料を納付したケースでは、年額1,519,067円でした(66歳以降毎年)。

ケース1の定年退職と比較すると年額60万円ほど少なくなっています。

以前試算した生活費の想定年額157万円とほぼ一致します。

参考:資産取り崩すだけで働かずに生活できるか?

年金受給開始年齢である65歳以降は年金だけで生活できるということになります。

ちなみに、令和3年度における国民年金保険料(定額保険料)は月額16,610円です。

付加保険料月額400円を上乗せして納付すれば、その納付年数に応じて将来受け取れる年金額を増やすことが出来ます。

保険料をまとめて前払いすれば割引になる「前納」制度もあります。

ケース3:早期退職して国民年金は全額免除

来年早期退職し、国民年金全額免除のケースでは、年額1,280,909円でした(66歳以降毎年)。

無収入なら国民年金を全額免除とすることができます。【要申請】

国民健康保険を支払うケース2と比較すると年額238,158円少なくなります。

定額保険料と付加保険料の合計は年額204,120円ですから、ケース2のほうが差し引き年額34,038円お得です。

国民健康保険は全額免除より定額と付加の保険料を払った方がお得、という当然の結果となりました。

無職の国民年金はやっぱり全額免除

ケース2では国民年金を最大限支払い、ケース3では国民年金を1円も払いません。

その差額は払ったほうが年額34,038円お得ということでした。

お得といっても20年以上先の不確実な話です。

それなのに年額34,038円しか変わらないのはお得とは言いがたいです。

不確実性や時間的価値を考えればむしろ損といえるでしょう。

無収入時における国民年金は全額免除を一択です。

年金シミュレーションにあまり意味はない

私は年金制度がこのまま残るとは思っていません。

年金受け取り開始までまだ20年以上あります。

その間に受給開始年齢はどんどん上がっていくでしょうし、年金額が減ることもあるでしょう。

そもそも年金制度自体がなくなる可能性もあります。ベーシックインカムに移行する可能性もあると思っています。

したがって私のセミリタイア計画ではあまりに不確実な年金は無視しています。

この年金シミュレーションもブログのネタとしてやってみました。

本音は残っていて欲しい年金制度。だって今まで厚生年金1000万円近く納めましたからねえ。

コメント