【搾取】給料上げてもその38%は税金と社会保険料で消える

お金

私の身近には残業大好きな上司がいます。

おそらく残業代(超過勤務手当)目当てです。

給料って残業代で増やしてもその多くが税金と社会保険料で消えてしまうんですよね。

いったいどうなっているのでしょうか。検証してみましょう。

残業代3万円にかかる税金と社会保険料の種類

年収600万円で月収44万円の人が残業を増やし、毎月3万円多く残業代を稼ぐようになったとします。

追加的に稼いだこの3万円にかかる税金や社会保険料の種類は

  • 所得税
  • 住民税
  • 厚生年金
  • 健康保険

があります。40歳以上では介護保険料も徴収されますが、今回は30歳代の設定なのでなしです。

各種控除もありますが、給与所得控除を除いて残業代3万円有無とほぼ無関係なので無視できます。

今回は残業代が上がる設定ですが、昇進出世で基本給や役職手当が上がった場合も同様となります。

それぞれ徴収される金額を詳しく見ていきます。

所得税は4800円

所得税の税率は課税対象所得によって異なります。

今回は年収600万円なので所得税率は20%としました。給与所得控除も20%です。

残業代3万円のうち、20%の6000円は給与所得控除の対象で税金はかかりません。

残りの24000円に税率20%をかけ、所得税は4800円増えます。

住民税は2400円

住民税の税率は一律10%です。

所得税と同様に税率10%をかけ、住民税は2400円増えます。

厚生年金は2745円

月収44万円から47万円に毎月のように3万円増えると、社会保険料算出の基礎となる標準報酬月額が1段階あがります。

この場合1段階上がると厚生年金は2745円増えます(東京都の場合)。

健康保険は1476円

厚生年金と同様に、この場合1段階上がると健康保険は1476円増えます。

なお、3万円未満の場合は社会保険料(厚生年金と健康保険)は変わりません。

また、標準報酬月額は臨時的に残業代が増えた場合は変わりません。

残業代の38%が源泉徴収されているという現実

これら税金と社会保険料の合計は11421円です。

残業代3万円からこの11421円が引かれ、手取りは18579円まで減ってしまいます。率にして38%が引かれます。

これは最大値であり標準報酬月額が変わらない程度の残業代であれば所得税と住民税だけが増え、給与所得控除を加味すると実質24%となります。

給料明細の支給額しか見てない人も多いですが、まさかこんなに高率で徴収されているとは思っていないのでしょうね。

厚生年金も含んでいるので一部は自分に還元されるとは言え、私は多すぎると思うのです。

馬鹿馬鹿しくて残業や昇進で給料を上げようとは思いません。

ちなみに手取りの18579円を消費に回せば、さらに消費税が引かれて16721円に減ります。

44%が消える計算です。

多く働いて稼いだ分は半分近くが国や自治体に持っていかれる現実。

悲しい。

コメント

  1. かず より:

    こんばんわ。
    更に、固定資産税、ガソリン税、自動車の税金が
    乗っかってくれば、本当に、半分くらいは、
    持っていかれていることになりますね。
    ガソリンや酒は、2重課税ですし、、、