【泊まりは辛いよ】鉄オタが鉄道会社を辞めたいワケその1

退職

鉄道会社の雇用は安定しているというイメージだと思います。

私の会社でも不祥事や過失以外で解雇になった人の話は聞きません。年により多少の変動はありますがボーナスも支給され、少なくとも賃金面での不満はありません。

普通の人ですらなかなか辞めないのに、好きで鉄道会社に入った鉄オタがなぜ辞めたくなったのか。今回は鉄道会社特有の泊まり勤務についてお話しします。

長い拘束時間

駅や乗務員など現場の仕事は泊まり勤務(夜勤)が基本です。

職場や職種、曜日によって異なりますが、1回の泊まり勤務で20~27時間程度拘束されます。そのうち、労働時間は1日あたり8時間程度なので、残りの時間は休憩時間として帳尻を合わせています。

勤務時間は朝出勤して次の日の朝に退勤したり、夕方出勤して次の日のお昼過ぎに退勤したりとさまざまです。

普通の人が毎日通勤するのと比べたら、通勤の頻度は半分になります。特に遠距離通勤の場合はこれがメリットにもなります。

私は先に挙げた通勤回数が減るのと、朝仕事が終わってそのまま旅行に行けるので重宝していました。

深夜帯に勤務することで夜勤手当もつくので金銭的にも余裕が出ます。外で食事することが増えてしまいますが、おつりは十分来るぐらいにもらえます。

以上のように泊まり勤務自体はメリットもあるのですが、仕事が終わっても訓練や勉強会に出席しなければならないときも多く、そうなるとさらに2~3時間拘束時間が増えます。まっすぐ帰宅してもお昼を過ぎてしまうのはさすがに長すぎると感じています。

短い睡眠時間

夜は職場や出先で寝ることが出来ます。夜通し起きて仕事する人に比べたら遙かにいいかもしれません。

問題は睡眠時間の短さです。

これも職場や職種、曜日によって異なりますが、夜仕事が終わって朝起きるまで、寝室で横になれる時間はだいたい4~5時間です。早番だと20~21時に寝て1時~2時に起きるという仕事もあるので、こういう時は最悪1~2時間ぐらいしか寝られません。

前日から睡眠時間を調整して寝不足気味にしたとしてもうまく寝られないときがあります。夜型人間には辛いです。

寝室は基本個室です。仕方ないのですが線路沿いになってしまうことが多く、騒音や振動は避けられず質のいい睡眠にはほど遠いです。エアコンは設置されていますが、ガラス張りの部屋だと夏と冬は地獄です。

眠気に耐えながら泊まり勤務を終えても、家に帰れば強力な眠気に襲われます。ここで寝てしまうと、今度は夜眠れなくなるので、明日も泊まり勤務の場合は我慢しなくてはなりません。そのまま旅行に出かけたとしても初日は疲れて寝て終わってしまいます。

時々駅員や乗務員が居眠りしてニュースになりますが、仕方ないよなあと思って見てしまいます。私も何度か運転中に居眠りしてヒヤッとしたことがあります。

最近は睡眠の研究が進んで、睡眠不足がその後の健康に重大な影響を及ぼすと言われるようになりました。睡眠不足を後で取り戻すことはできないのです。このまま泊まり勤務を続けていくことに不安を覚えるようになりました。

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